CLAIRメールマガジンバックナンバー
Vol.134 「ブーム」から「定着」へ アジアで注目される日本産
________________________________________________ CLAIRメールマガジン vol.134(2016年2月4日) ~ 「ブーム」から「定着」へ アジアで注目される日本産~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ T O P I C S ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【INFO】「HYPER JAPAN 2016」 出展・出演説明会開催 @東京都表参道 【記事】タイで売れる柿は「硬さ」が決め手!! 【記事】中国大陸で定着した「日本菜」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【INFO】「HYPER JAPAN 2016」 出展・出演説明会開催 @東京都表参道 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イギリス最大のクールジャパンイベント「HYPER JAPAN」2016年の開催に伴い、東京にて出展・出演説明 会を実施します。 ブース出展、ステージなどへの出演にご興味をお持ちの方を対象に、開催概要やお申し込み方法などについ て詳しくご説明させていただきます。 【HYPER JAPAN出展・出演説明会】 日時:2016年2月19日(金)14:30 開場 15:00 開始 16:00 終了 会場:アイビーホール3階 ナルド https://www.ivyhall.jp/access/ 主催:CROSS MEDIA LTD. 出席をご希望の方は、以下のURLより事前登録をお済ませください。 https://form.jotform.com/60284347909968 ※セキュリティ等により開かない場合は、メールでもお申し込みいただけます。 宛 先:sales@hyperjapan.co.uk 件 名:「説明会出席希望」 本 文:参加者のお名前・社名(自治体名)をご記載ください。 詳細はこちら 2016概要 http://www.hyperjapan.co.uk/download/hjf16/HYPERJAPAN2016_JP.pdf サイト http://hyperjapan.co.uk/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【記事】タイで売れる柿は「硬さ」が決め手!!~食品展開催から得られた現地の嗜好~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイ向け日本産食品の輸出は順調に増加しており、2014年の日本からの農林水産物・食品の輸出額は348 億円で国別の第6位、アセアンでは最大の輸出先です。また、2015年6月現在の日本食レストラン数は 2,364店舗で、こちらもアセアン最多です。 日本食は今や一時的なブームではなく、タイの食文化の中に浸透しているといえる状況になっています。 では、実際にタイではどのような日本の食品が好まれるのでしょうか? 昨年11月に東京本部経済交流課とシンガポール事務所が開催した「日本ふるさと名産食品展 in バンコク」 の結果から、果物の事例をご紹介します。 食品展では、鳥取県産梨の高価な箱入り6個セットを試食せずに購入していく 客や奈良県産の柿を一度に38個も購入する客も見られ、日本産食品に対するタイの消費者の信頼の高さがう かがえました。 特に柿はタイ国内での生産が難しく輸入に頼っている果物の一つで、他国産よりも大ぶりな日本産柿は個 人消費用としても贈答品としても人気が高い商品となっています。また、柿についてはその「硬さ」も重要 です。日本では熟した柔らかい柿が好まれますが、マンゴーやパパイヤ、バナナ等の柔らかい熱帯果実を日 頃から食しているタイ人には、熟す前の比較的硬い柿の食感が好まれるようです。実際に、その場で柿を触っ て硬さを確認してから購入する客や、硬い柿を指名買いしていく客も多く見られました。 このようなタイ人の嗜好を知るには、現場でのテストマーケティングが有効な手法といえるでしょう。 皆さんの地域特産品の海外販路開拓の足掛かりとして、「日本ふるさと名産食品展 in バンコク」を活用 してみてはいかがでしょうか? ■2016年の募集については、下記で随時お知らせします。 クレアホームページhttps://www.clair.or.jp/index.html シンガポール事務所ホームページhttp://www.clair.org.sg/j/index.html (シンガポール事務所 与那嶺所長補佐) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【記事】中国大陸で定着した「日本菜」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中国での日本食人気は「ブーム」というより「定着した」感があります。 国内最大級のグルメ情報サイト「大衆点評ネット」では、レストランを探すジャンルのひとつに「日本菜」 があります。このサイトの北京版では、外国料理で同様に個別の項目になっているのは「韓国料理」のみで、 ロシア、イタリア料理など他の外国料理はまとめて「西餐」と表示されています。 決して外国料理が好まれていないわけではありません。例えば、北京人もピザが大好きで、東京で見かけ るファストフードチェーンと同じくらい多くのピザチェーン店があります。 それでも日本菜は別格扱いなのですから、どれほど人気があるかわかっていただけると思います。 中華料理と比べ2倍以上と割高な店が多いのですが、それでも日本料理店は混みあっています。 回転寿司や、握り寿司を個包装して販売する店舗はショッピングモールにほぼ必ず入っていますし、日本 のラーメンチェーン店では日本と同じ味を楽しむことができます。 このように外食では日本と同水準の味を提供する店が増える一方、スーパーやコンビニで気軽に買えるも のには不思議に感じるものも。先日はスーパーでカニカマと柴漬けの太巻きを発見しました。これを「日本 の太巻き」と認識して良いのか悩みましたが、こういった「日本料理風」のものも多くあります。このまま では間違った日本料理のイメージが定着してしまうのでは、との不安がよぎりますが、現地の食生活に馴染 んでいっているともいえます。 アメリカのカリフォルニアロールのように、中国大陸で独自の進化を遂げた「日本料理」が日本へ逆輸入 される日もそう遠くないかもしれません。 (北京事務所 飯田所長補佐) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集・発行】一般財団法人自治体国際化協会(企画調査課) メールマガジンの登録・解除・バックナンバーhttps://www.clair.or.jp/j/mailmagazine/ ご意見・お問い合わせはこのメールにご返信ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル7F HP https://www.clair.or.jp/ TEL:03-5213-1722 FAX:03-5213-1741 Copyright(C) 2016 Council of Local Authorities for International Relations. All Rights Reserved. 許可なく転載することを禁じます。
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