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vol.392「韓国統一地方選挙から見る韓国の選挙文化」

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□■□  CLAIRメールマガジン vol.392(2026年7月10日)
□■□ 「韓国統一地方選挙から見る韓国の選挙文化」
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■目次
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≪CLAIRからのお知らせ≫
【INFO】募集開始!「ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティションJAPAN2026」を開催します

【INFO】(経済交流課)「待ち」から「攻め」へ、佐賀県が切り開いたロケ誘致から広がるインバウンドの可能性

≪海外事務所コラム≫

【ソウル事務所】韓国統一地方選挙から見る韓国の選挙文化

【シドニー事務所】公共交通サービスの利便性向上へ―「Opal 2.0」計画

【北京事務所】首都・北京を大いなる花園とする取り組みについて

【シンガポール事務所】異国の地で手を合わせる―シンガポール日本人墓地公園を訪れて

【ニューヨーク事務所】2026年FIFAワールドカップ 米国内の開催各地における異なる交通料金の取扱い

【ロンドン事務所】2026年イギリス地方選挙 与党の大敗と新興政党の躍進

【パリ事務所】革命記念日に見るフランスの2つの顔

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■CLAIRからのお知らせ
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【INFO】募集開始!「ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティションJAPAN2026」を開催します
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アメリカのメジャー映画会社で構成されるモーション・ピクチャー・アソシエイション(MPA)と日本国際映画著作権協会が、日本各地のロケ地を紹介するショートフィルムを募集する「ロケ地紹介ショートフィルム・コンペティションJAPAN2026」を開催します。
優れた作品には「MPA最優秀賞」や「観光庁長官賞」などが授与され、受賞作品はMPA APAC(アジア太平洋)のウェブサイトやSNSで紹介されます。日本は令和5年度から7年度にかけて実施された「海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援」政策や令和8年に開始された「IP360 - Toward 20 Trillion Yen-」政策により、映画のロケ地として注目を集めております。日本各地にある未だ知られていないロケ地を紹介することによって将来的なハリウッド映画のロケ地誘致にも繋がる可能性もあります。
既存作品をコンペティション向けに再編集した作品も受け付けております。どなたでもご応募可能ですので、映像製作に携わる方や自治体の皆様の参加をお待ちしています。
 
■募集作品:日本のロケ地を紹介する 60秒から90秒の実写映像作品
■参 加 費:無料
■賞  品:MPA最優秀賞、観光庁長官賞、米国大使館賞など
■申込方法:以下のコンペティションホームページから申込(9月7日締切)
https://mpajapanlocationfilmcomp.us.launchpad6.com/jp?template=jp

<お問い合わせ先>
ロケーション・ショートフィルム・コンペティションJAPAN2026事務局
担当者:渡辺剛
E-mail: watanabe@jimca.co.jp

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【INFO】(経済交流課)「待ち」から「攻め」へ、佐賀県が切り開いたロケ誘致から広がるインバウンド(訪日客)の可能性
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映画、テレビドラマ、CMなどの撮影を誘致し、ロケを円滑に進めるための非営利公的機関であるフィルムコミッションは、地域の魅力発信や観光振興に重要な役割を果たしています。佐賀県フィルムコミッション(以下、佐賀県FC)は20年近くにわたり数々の作品のロケ地として選ばれ、東南アジア諸国の作品の誘致にも成功し数々の賞を受賞するなど、フィルムコミッション界のトップランナーのひとつとして知られています。
佐賀県FCでは、海外制作チームの受入に伴う手続き・文化差への対応などあらゆる課題に対し粘り強く丁寧な対応を重ねることで、信頼関係を構築してきました。その結果、作品を通じて地域の認知が高まり、タイ人観光客数が6年で30倍になるなど、観光誘客にも大きな成果を上げています。
本稿では、佐賀県がいかにして海外作品誘致を成功させてきたのか、その具体的な取り組みや背景について詳しく紹介しています。

URL: https://economy.clair.or.jp/topics/10920/

<お問い合わせ先>
一般財団法人自治体国際化協会 経済交流課
TEL: 03-5213-1726   FAX:03-5213-1742
Email: keishin@clair.or.jp

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■海外事務所コラム
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【ソウル事務所】韓国統一地方選挙から見る韓国の選挙文化
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2026年6月3日、韓国で統一地方選挙が行われました。李在明政権発足後初の全国規模の選挙として注目を集めた今回の選挙は、地方選挙としては過去2番目の高水準である61%の投票率を記録し、与党系の候補者が多くの知事・市長選で勝利した一方、ソウル市長選では野党系候補が勝利する結果となりました。
今回、私が韓国で初めて選挙期間を過ごす中で、特に印象に残ったのが候補者番号の文化です。日本では、立候補の際の届け出順で候補者に番号が付与されるため、同じ政党に所属する候補者であっても、番号が同じになるとは限りません。一方、韓国では、候補者登録締め切り時の国会での議席数に基づいて、政党ごとに共通の番号が割り振られるため、同じ政党に所属する各候補者は、同じ番号で選挙運動を行います。この番号は、ポスターや選挙カーで大きく強調され、有権者の間でも候補者名より「1番」「2番」と番号で語られる場面が少なくありません。
実際、選挙期間中に街を歩いていると、候補者名よりも先に番号が耳に入ってきます。番号を繰り返しアピールする音楽を流す選挙カーが街を行き交う光景は、日本では見ることができない韓国ならではの選挙文化といえます。
このように韓国では候補者の番号が強く意識されるため、選挙期間中は、人差し指を立てるポーズやピースサインは特定の政党・候補者への支持表明と受け取られる可能性があり、誤解を避けるために芸能人がポーズ選びに慎重になるケースも見られます。候補者名だけでなく番号そのものが強く認識されていることを感じさせる、韓国ならではのエピソードといえそうです。

(ソウル事務所 所長補佐 得本 )

【参考文献】


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【シドニー事務所】公共交通サービスの利便性向上へ―「Opal 2.0」計画
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オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州では、電車や地下鉄、バス、フェリーなどの公共交通に共通の運賃決済システム「オパール(Opal)」が導入されています。2026年4月、NSW州政府は、同システムを13年ぶりに刷新する総額8億2,000万豪ドル(約926億6,000万円)の計画「Opal 2.0」を発表しました。新たなアプリの導入や交通系ICカードのデジタル化などにより、公共交通サービスの利便性向上を図る方針です。
 
特に大幅な改善が期待されているのが路線バスです。NSW州では、車両の走行位置などを表示するモニターが設置されていないバスも多く、乗客がスマートフォンの地図アプリで現在地を確認しながら降車ボタンを押す場面がよく見られます。今回の改革により、5,000台のバスに車内案内モニターが設置され、乗客は、次の停留所や目的地までの所要時間などを把握できるようになります。アプリ上ではバスが到着すると表示されているにもかかわらず実際には到着しない「幽霊バス」も問題視されてきましたが、リアルタイム運行情報の精度向上により、バス停で待つ乗客も、より正確な運行情報を得られるようになることが期待されています。
 
また、NSW州では、コンサートやスポーツの試合などの大規模イベント開催時には、渋滞対策や来場者の安全確保などの観点から、公共交通の利用を促す目的で、公共交通の運賃が無料とされています。現在は係員によるイベントチケットの確認が必要ですが、二次元バーコードによる無料乗車が可能となり、よりスムーズに利用できるようになる見込みです。
 
新システムは2028年に完成することが見込まれており、NSW州における公共交通サービスがどのように刷新され、利用促進に寄与するのか、今後の動向が注目されます。
 
(シドニー事務所 所長補佐 宮内)
 
【参考文献】
< https://www.nsw.gov.au/ministerial-releases/ticketing-upgrade-improves-transport >

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【北京事務所】首都・北京を花園にする取り組み
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2026年5月、中国のネット上では、北京市内の道路脇に咲き誇る「月季」が話題を集めました。「月季」とはバラの一種で、コウシンバラを指す中国語です。特に注目されたのはクレア北京事務所にほど近い国貿橋の風景で、ピンクの花に彩られた橋の写真がSNSで何万回もシェアされました。
実はこの風景は、北京市の「北京花園城市専項計画(2023年-2035年)」という「首都を大いなる花園にする」計画の一環で作られたものです。SNS上では、写真映えのする国貿橋の風景が注目を集めましたが、北京市中心部を囲む全長約65キロメートルの環状線(四環路)を「世界初の切れ目のない"コウシンバラのネックレス"」にしようとする一大プロジェクトも進められており、特にここ数年、春の北京は花であふれています。
「月季(コウシンバラ)」は北京市の定める市の花のひとつです。1987年に市民の人気投票を踏まえて決定され、長年にわたって道路緑化の主役としても植えられ続けてきました。国貿橋に植栽されたのは「約定」というピンクの品種で、これまで道路緑化で使われてきた外国の品種に対し、より長い花期と耐病性を追求し開発された新しい国産品種です。十数年をかけて、北京の企業と研究機関が産学連携で共同育種したもので、「北京ブランド」の品種と言われることもあります。「約定」は、2025年から本格的に北京市内の緑化帯に植えられるようになりました。
今も、北京市の緑化帯には、この「約定」をはじめとするさまざまな種類の花が咲き誇っています。何気ない緑化帯の裏側にも、計画があり、育種があり、そして「美しい街を作る」という思いがあることを改めて感じさせられます。
(北京事務所 所長補佐 廣瀬)

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【シンガポール事務所】異国の地で手を合わせる―シンガポール日本人墓地公園を訪れて
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2026年3月、シンガポール日本人墓地公園で慰霊祭が執り行われました。
「墓地」と聞くと、日本ではお寺の一角にあり、少し薄暗い場所を想像されるかもしれません。しかし、チュアン・ホー・アベニューの住宅地にある同墓地は、緑に囲まれ、墓地でありながらも、訪れる人を静かに受け入れる穏やかな環境が広がっており、重苦しさよりも、長い年月をかけて大切に守られてきた場所だと感じられます。
この日本人墓地は、1891年、当時シンガポールで暮らしていた日本人の埋葬地として使用が許可されたことにより成立しました。当初は異国の地で亡くなった日本人女性たちを弔う場所として設けられ、その後、商人、専門職、職人、第二次世界大戦に関係する人々など、多くの日本人が眠る場所となりました。現在は東南アジア最大規模の日本人墓地とされ、約910基の墓石を有する、在留日本人社会の歴史を伝える貴重な場所となっています。
一方で、この場所が今日まで残されていることは、決して当然ではありませんでした。戦後は一時接収され、その後返還されましたが、1973年には市内の42の旧墓地で新たな埋葬が禁止され、日本人墓地もその対象となりました。さらに1987年には接収の通知を受けましたが、日本側の働きかけにより、30年のリースと20年の延長オプションによって存続が認められました。2019年にはその延長オプションが行使され、リースは2039年まで延長されています。
こうした経緯を踏まえると、現在の静かで整えられた姿は、日本人会をはじめ、関係者の皆様や地域社会、ボランティアの方々が、長年にわたり丁寧に守り続けてこられた結果として形作られていることがうかがえます。日本では来月8月には多くの地域でお盆を迎えますが、遠く離れた異国の地で亡くなった方々に心静かに思いをはせることは、私たちが受け継いできた慰霊の心にも通じるものではないでしょうか。
海外にある日本人ゆかりの場所を守ることは、過去を振り返るだけでなく、現在の交流の土台を確かめることでもあります。この地で生き、人々の思いにも心を寄せながら、日本とシンガポールの友好関係のさらなる発展に、日々の仕事を通じて少しでも寄与していきたいと改めて感じました。

(シンガポール事務所所長補佐 吉岡 )
                                                    
(参考資料)
・シンガポール日本人会「日本人墓地公園」
https://www.jas.org.sg/pages/shisetsu-facility
・The Japanese Association, Singapore "The Japanese Cemetery Park"
https://www.jas.org.sg/en/pages/shisetsu-facility
・NLB / Singapore Infopedia "Japanese Cemetery Park - Singapore"
https://www.nlb.gov.sg/main/article-detail?cmsuuid=0286e908-e927-4e50-b7ff-254ece0477f3
・NewspaperSG "42 CEMETERIES CLOSED"
https://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/digitised/article/straitstimes19730129-1.2.77

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【ニューヨーク事務所】2026年FIFAワールドカップ 米国内の開催各地における異なる交通料金の取扱い
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2026年6月11日、2026年FIFAワールドカップ北中米大会が開幕しました。米国内の11都市で数十万人規模のワールドカップ・ファンが観戦に訪れることになりますが、開催各地の交通機関の利用料金については、自治体ごとで取扱いが大きく異なっています。
多くの開催地では、大会期間中も通常運賃を適用しているほか、自治体の税金やスポンサー契約により、安価または無料の利用料金を設定しています。スタジアムが鉄道路線と直結しているアトランタ、ヒューストン、シアトルでは、いずれも通常の運賃が適用されています。フィラデルフィアでは公共交通機関が無料で、ダラスでは無料のチャーターバスが利用できます。カンザスシティでは、15ドルでシャトルバスが運行されます。
一方、決勝戦を含む計8試合が開催されるニュージャージー州のメットライフ・スタジアムでは、駐車場が限られ、徒歩でのアクセスも現実的ではないため、観客の大多数が公共交通機関を利用せざるを得ませんが、その費用は往復運賃で98ドルと非常に高額で、通常の運賃12.90ドルと比べれば7倍以上の価格です。列車を運行するニュージャージー・トランジットは、大会期間中のセキュリティ強化、試合前後の特別ダイヤ運用などにより1試合当たり600万ドルの費用がかかるとしており、ニュージャージー州知事は、この費用は税金ではなく観客が負担すべきとの考えを示しています。
今回のワールドカップにおけるこれらの取扱いは、国際大会における交通インフラなどのコストの負担責任が誰にあるのか、また、国際大会がもたらす経済効果と自治体の潜在的なコスト負担との費用対効果が問われる印象的な事例ではないでしょうか。
(ニューヨーク事務所 所長補佐 伊藤)

【参考文献】
CBS News【Mass transit will be put to the test for World Cup host cities across the U.S. Here's how much it will cost.】 
https://www.cbsnews.com/news/world-cup-mass-transit-us-costs/ 

NJ Transit【Ride NJ TRANSIT to the 2026 FIFA World Cup at New York New Jersey Stadium! | New Jersey Public Transportation Corporation】 
https://www.njtransit.com/fifa2026 

FIFA【Stadiums | FIFA World Cup 2026™】 
https://www.fifa.com/en/tournaments/mens/worldcup/canadamexicousa2026/stadiums/  

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【ロンドン事務所】2026年イギリス地方選挙 与党の大敗と新興政党の躍進
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2026年5月7日、イングランド136の地方議会、スコットランド議会及びウェールズ議会の選挙が同日に実施されました。今回の選挙は、2024年に行われた総選挙以来の最大規模の選挙であり、スターマー首相のこれまでの手腕が試される試金石として大きな注目が集められました。イングランド地方議会選挙では、現政権の与党である労働党が大敗し、保守党も大きく議席数を減らした一方で、移民政策の厳格化や国内経済の活性化をうたう右派政党リフォームUKが大幅に議席を増やす結果となりました。また、ロンドンやマンチェスターなどの都市部では左派政党緑の党の躍進も見られ、ハックニー区やルイシャム区で同党から区長が誕生しました。
スコットランドでは、スコットランド国民党(SNP)が第一党を維持したものの、続く政党は労働党とリフォームUKが拮抗する状況になりました。
ウェールズでは、労働党が大きく後退しプライド・カムリ(ウェールズ党)が最大政党となり、リフォームUKが第二党に浮上しました。
今回の選挙結果の背景には、現政権へのリーダーシップに対する疑念や高騰し続ける生活費・住宅価格などが支持離れにつながったとの報道もあり、労働党と保守党という英国二大政党による伝統的な体制に変化が訪れつつあります。国内基盤が弱まる中、スターマー首相は辞任を表明し、次期首相を巡っては6月22日の補欠選挙で下院議員となった元グレーター・マンチェスター市長のアンディー・バーナム氏が労働党内で存在感を強めています。政府・自治体間ともに交流の深い日本としては、今後もイギリスの動向から目が離せません。
(ロンドン事務所 所長補佐 橋本 )

【参考文献】
BBC [Election results at a glance]
< https://www.bbc.co.uk/news/articles/cvgz155y9exo >
 The Guardian [2026 elections mapped: how Labour lost ground in different directions]
< https://www.theguardian.com/politics/ng-interactive/2026/may/08/2026-elections-mapped-labour-reform-uk-greens-scotland-wales-england-local >
 The Guardian [May elections: What's at stake across England, Wales and Scotland?]
< https://www.theguardian.com/politics/2026/may/06/may-elections-hopes-fears-parties-england-wales-scotland-key-takeaways >
 BBC [Starmer under pressure, as Labour suffers heavy election losses]
< https://www.bbc.co.uk/news/articles/cz62dwe30wdo >
 REFORM UK [OUR POLICIES]
< https://www.reformparty.uk/policies >
 The Guardian [Mapped: the elections that could deliver 'unprecedented' losses for Labour]
< https://www.theguardian.com/politics/ng-interactive/2026/apr/23/mapped-local-elections-labour-may-unprecedented-losses >
                                         
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【パリ事務所】革命記念日に見るフランスの2つの顔  
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 夏のバカンスが始まる7月、フランスでは様々な行事が開催されます。その中でも代表的な7月14日の革命記念日は1880年に祝日として制定されました。1789年7月14日のバスティーユ襲撃と翌1790年7月14日の連盟祭を背景にもつ特別な祝日であり、全国が青・白・赤のトリコロールに彩られます。
日中には、パリのシャンゼリゼ通りで航空ショーや大規模な軍事パレードが行われます。このパレードでは、大統領の演説も行われ、共和国フランスの公的な面が色濃く表れています。時には外国の元首や政府首脳が招かれるなど、外交的な一面も見られます。
国家的な式典が行われる昼とは対照的に、夜は「自由・平等・博愛」の精神を身近に感じさせる、開放的で親しみやすいフランスが垣間見られます。エッフェル塔周辺では盛大に花火が打ち上げられ、無料コンサートも開催されます。また、「バル・デ・ポンピエ(bal des pompiers)」と呼ばれる消防署主催のダンスパーティでは、市民は広場や公園、さらには消防署の中庭でも、ダンスに興じることができます。地域の消防団や自治体に支えられているこのイベントでは、ダンスを通じて行政と市民の距離が縮まり、自然な交流が生まれます。ただダンスを楽しむだけのイベントではなく、募金や新たな消防士を募る大切な場にもなります。
革命記念日は歴史を振り返るだけでなく、フランスの自由で華やかな夏を象徴する特別な日となっています。そして、自由や市民の権利を大切にする価値観が、今も人々の暮らしの中に息づいていることを感じさせてくれます。

(パリ事務所 所長補佐 田淵 )


【参考文献】
< https://www.france.fr/ja/event/14-juillet/ >
< https://www.leparisien.fr/etudiant/sortir/paris/eve-grand-concert-14-juillet-paris-tour-eiffel-champs-de-mars/ >
< https://www.leparisien.fr/etudiant/sortir/paris/eve-bals-des-pompiers-du-14-juillet/ >
< https://www.vie-publique.fr/questions-reponses/275120-que-celebre-t-le-14-juillet?lang=en >
< https://rmc.bfmtv.com/actualites/societe/le-bal-des-pompiers-l-occasion-pour-ces-derniers-de-recolter-des-fonds-et-de-recruter_AD-202507130112.html?utm_source=chatgpt.com >
< https://jp.diplomatie.gouv.fr/ja/la-fete-nationale-du-14-juillet >


【編集・発行】一般財団法人自治体国際化協会(企画調査課)
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