地域間国際交流事業
日仏自治体交流会議
第2回会議の開催結果
日本、フランス両国の自治体間交流を更に促進していくため、平成22年(2010年)5月に、石川県金沢市において第2回会議を開催されました。
全体テーマを第1回会議と同じく「地方ガバナンスと持続可能な発展」とし、文化・経済・環境・社会の4つの分科会において、日仏両国の自治体の首長等が発表及び議論を行いました。
開催時期 | 平成22年(2010年)5月11日(火)から5月13日(木)までの3日間 |
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開催地 | 石川県金沢市(金沢21世紀美術館、金沢市文化ホール 他) |
テーマ | 【メインテーマ】 「地方ガバナンスと持続可能な発展」 【サブテーマ】 文化:文化、伝統を地域振興に生かすための行政、学術、産業界の役割 経済:地方自治体による産業の振興の取組と相互協力の可能性 環境:都市の持続的発展と環境保護を両立させるため、地球温暖化対策、及び廃棄物対策をどう進めるか 社会:活力ある社会を維持するため、少子高齢化にどう対応するか |
参加自治体 | 【日本側26自治体】 文化:山形県鶴岡市、群馬県富岡市、石川県金沢市、新潟県新潟市、愛知県瀬戸市、兵庫県神戸市、奈良県桜井市、香川県高松市 経済:福島県白河市、山梨県甲州市、京都府京都市、大阪府、兵庫県、鳥取県三朝町、福岡県福岡市 環境:北海道稚内市、宮城県仙台市、埼玉県川越市、神奈川県鎌倉市、長野県飯田市、佐賀県佐賀市 社会:千葉県市川市、山梨県甲府市、長野県佐久市、岐阜県高山市、奈良県奈良市 【フランス側18自治体】 文化:オータン、シャルトル、クサック・フォール・メドック、マルセイユ、ナンシー 経済:ナンシー大都市共同体、グルノーブル、イッシー・レ・ムリノー、ナント、パリ、ピュイ・ドゥ・ドーム県、セーヌ・エ・マルヌ県、ヴァル・ドワーズ県 環境:アヴェロン県、コンピエーニュ、ナンシー大都市共同体、ニース・コート・ダジュール大都市共同体 社会:ポー、トゥール ※ナンシー大都市共同体は2つの分科会に参加 |
会議では、新たに日仏の自治体が協力して実施できる具体的な目標やプログラムの提案などが行われ、これまでの1対1の自治体間交流の枠組みを超え、複数の自治体が連携して共通の課題に取り組む新たな自治体交流・協力の意義を示すものとなりました。
また、最終日には会議の総括として、各分科会にて議論された内容を各分科会座長が報告しました。これらの内容を踏まえ、本会議の推進委員会で日仏両国自治体に共通する社会問題を解消し、持続可能な発展を図るため連携してプログラムを構築していくこと、第3回会議を2012年秋にフランスのシャルトル市で開催することなどを共同宣言「第2回日仏自治体交流会議 金沢宣言」として策定しました。
関連資料 |
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