CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

市民レベルでの友好関係の推進
① マロスティカ市
② マールボロウ市
③ 瓦房店市

  • 山形県 天童市
    天童市国際交流協会
  • イタリア ヴェネト州
    マロスティカ
  • ニュージーランド
    マールボロウ
  • 中国 遼寧省
    瓦房店市

交流事業の特色

  • マロスティカ委員会による民間交流 訪問団結成 訪問団受入
  • 言語交流...イタリア語勉強会
  • イタリア語ホームページ開設
  • マロスティカ親善大使制度
  • マロスティカ市へ姉妹都市のきっかけとなった人間チュスの和紙人形を制作し寄贈

  • マールボロウ委員会による民間交流 訪問団結成 訪問団受入
  • マールボロウ市の日本庭園建設への協力支援活動
  • マールボロウ青少年大使派遣事業への支援

  • 瓦房店委員会による民間交流 訪問団結成 訪問団受入
  • 言語交流...中国語勉強会
詳しくはこちらをご覧ください。
天童市 http://www.city.tendo.yamagata.jp
②マールボロウ http://www.marlborough.govt.nz/
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交流事業の内容

① 交流の主体として、国際交流協会の中に、マロスティカ委員会を設立しました。
委員会を中心に交流活動を進めて、姉妹友好都市との市民交流・草の根交流を推進しています。具体的には、マロスティカ市への訪問団派遣を計画、姉妹都市からの訪問団受入の際には、委員会が協議して受入の準備を進めました。
常にはイタリア語の勉強会を月2回のペースで行い、言語を通して姉妹都市を知ろうという活動を行っています。また、イタリア語ホームページを開設して姉妹都市マロスティカ市民に見てもらうようなPR活動を行っています。今年度からはマロスティカ親善大使制度を発足、民間大使を同市に派遣してより市民同士の交流ができるよう取り組んでいます。
平成鍋合戦においては、イタリアの鍋を出店し、姉妹都市のピーアールに努めています。
昨年夏には姉妹都市のきっかけとなった人間チュスの和紙人形を制作し、マロスティカ市へ寄贈するなど、日本文化を通した交流も行っています。今年1月には「国際市民博 in Tendo」を開催し、姉妹都市の魅力を市民へ広くアピールし、より市民レベルの姉妹都市交流に努めています。

② 交流の主体として、国際交流協会の中に、マールボロウ委員会を設立しました。
委員会を中心に交流活動を進めて、姉妹友好都市との市民交流・草の根交流を推進しています。具体的には、マールボロウ市への訪問団派遣を計画、姉妹都市からの訪問団受入の際には、委員会が協議して受入の準備を進めました。
交流の証でもある日本庭園が10年の歳月をかけて平成17年3月にマールボロウ市内に建設されましたが、設計から建設にかかわる活動を支えたのは天童市国際交流協会の会員です。日本庭園の建設資金としてマールボロウ委員会が主体となって募金活動を行い、100万円を寄付し完成に寄与しました。開園式にあたっては、同地で訪問団が日本の茶会を開催し、文化の交流にも努めました。
天童市が平成3年から毎年4人の中学生を派遣する青少年大使相互派遣事業については、歓迎会を開催したり、派遣する青少年大使への支援を行うなど、姉妹都市交流の側面から協力を行っています。平成鍋合戦においては、ニュージーランドの鍋を出店し、姉妹都市のピーアールに努めています。
今年1月には「国際市民博 in Tendo」を開催し、姉妹都市の魅力を市民へ広くアピールし、より市民レベルの姉妹都市交流を目指しています。

③ 交流の主体として、国際交流協会の中に、瓦房店委員会を設立しました。
委員会を中心に交流活動を進めて、姉妹友好都市との市民交流・草の根交流を推進しています。具体的には、瓦房店市への訪問団派遣を計画、姉妹都市からの訪問団受入の際には、委員会が協議して受入の準備を進めました。
平成鍋合戦においては、中国瓦房店市の鍋を出店し、姉妹都市のピーアールに努めています。
今年1月には「国際市民博 in Tendo」を開催し、姉妹都市の魅力を市民へ広くアピールし、より市民レベルの姉妹都市交流を目指しています。

天童市の概要
人口 63,177人
面積 113.01km²
概況 奥羽山脈と朝日連峰に囲まれた山形盆地の中央に位置し、「将棋駒といで湯とフルーツのまち」として、国内外から多くの観光客が訪れている。
また、将棋駒の生産は全国の95%を占め、さくらんぼ、ラ・フランスなどの果物が豊富で、四季を実感できるまちであり、市民が主役となり、安全で安心して生活ができるまちづくりを進めている。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1989年7月7日
姉妹都市提携の経緯

① 1983年3月埼玉県在住貿易商サルバトーレ・カリオ氏からイタリア共和国マロスティカでも人間チェスが定期的に行われており、天童市の人間将棋との縁で姉妹都市を提案された。以来、市民訪問団のマロスティカ2回訪問、クサウザ助役の来童、小学生の絵画・作文・習字等の交換が続けられ、1989年4月桜まつり(人間将棋)たけなわな当市で姉妹都市調印が行われた。

② 1981年12月第3回山形県農業事情調査団に天童市農業後継者海外派遣研修事業で3名を同国に派遣して以来、毎年3~4名の農業青年を派遣してきた。同国は南半球にあることから、こちらで農閑期に入る12月が先方では農繁期であるため、研修に好都合である他、治安が良く、自然豊かで人情味あふれる国民性から、好まれて研修地に選定されてきた。マールボロウでも山形県特産になっているさくらんぼをはじめ、りんご、ぶどうが栽培されており、数回にわたる市民相互の訪問、視察研修が繰り返される中で姉妹都市の機運が盛り上がり、1989年7月7日七夕の日に当市において姉妹都市調印が行われた。

③ 天童市内の食品加工会社が、瓦房店市より、1980年代から原材料の輸入や研修生の受入れなどを実施。1994年には現地法人(工場)を設立した。その後、経済分野を中心に市民同士の交流も盛んとなっていた。 2001年9月、瓦房店市長より友好都市締結を希望する旨の天童市長宛ての書簡が届いた。2002年2月に同市の副市長が天童市を訪問した際、友好都市提携に向けた協議を行い基本的な合意に至る。その後、市民懇談会を開催し市民の意見も聴取。同年3月19日には市議会で友好都市締結の議案が可決された。

交流事業の展望、課題等

①マロスティカ委員会を中心に交流事業を計画していきます。マロスティカ親善大使制度をきっかけに市民同士の草の根交流をはかり、メールやホームページといった通信手段を使っての交流を視野にいれていきます。市民に対しては、イタリア語サークルを通して姉妹都市を広くPRし、イタリア語サークルの公開講座として料理、オペラやスポーツ、芸術などを取り上げ、市民に興味のあることから姉妹都市交流のきっかけづくりを行う予定です。

②マールボロウ委員会を中心に交流事業を計画していきます。日本庭園建設をきっかけにお茶室建設にも協力していき、日本文化をマールボロウ市へ伝え交流をつなげていきたいと考えています。相互訪問による交流も継続的に行い、相互の特産品を活かした「物産交流」にもつなげていく予定です。

③瓦房店委員会を中心に交流事業を計画していきます。経済交流活動や、子ども同士の交流など今後の交流を計画していきます。

ソルノク市との友好関係の推進

  • 山形県
    遊佐町
  • ハンガリー共和国 ヤージナジクンソルノク県
    ソルノク市

交流事業の特色

  • 町の派遣事業で287人の以外にも、町民の方々が数え切れないほどソルノク市を訪れ交流している。
  • 小学生、中学生及び高校生との交流が盛んである。
  • 合唱団、太鼓及び田楽などの音楽や伝統芸能などの団体を派遣するなど文化交流が盛んである。
  • ソルノク市からは、合唱団、木管五重奏団、管弦楽団などが来町し、音楽交流を行っている。
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交流事業の内容

遊佐町連合青年団のティサ民族舞踊団の受入から交流が始まり、平成6年からは、それまでイギリス一国への派遣交流のみであった町の派遣事業をハンガリー共和国ソルノク市へも派遣することとなり、英国と合わせ二カ国に派遣事業を拡大した。現在(平成16年3月まで)までで、287名の派遣団員がソルノク市を訪れ、ホームステイや学校訪問(小学校、高等学校)などの交流を行っています。このほか、遊佐町混声合唱団や鳥海太鼓や吹浦田楽保存会などの町民が組織する自主的な団体がソルノク市を訪問し、交流を行っており、行政では把握できないくらいに民間の交流が盛んに行われている。

ソルノク市からは、木管五重奏団、ソルノクフィル管弦楽団指揮者ヨゼフバリさんやカンテムス少年少女合唱団、ティサパルティ高校女声合唱団などが町を訪れ、演奏会やコンサートを開催するなどのほか、ホームステイを通して町民との交流を行っている。

遊佐町の概要ソルノク市の概要
人口 17,506人(H16.12.31) 約80,000人
面積 208.41km² 1,842km² (ソルノク県全体の面積です)ソルノク市だけの面積は不明
概況 遊佐町は、山形県の最北端に位置し、西は大砂丘をへだて日本海に臨み、北は秀峰鳥海山を境に秋田県に接し、東は出羽丘陵に囲まれ、南は酒田市に隣接しています。人口は約17,000人、総面積208.41km2、基幹産業は農業です。「参加・協働・共生」をキーワードに町民主役の町づくりを推進しています。 ソルノク市は、ハンガリーの首都ブダペストの東約100kmに位置し、人口約80,000人、基幹産業は農業・工業である。音楽文化が深く根付いており、ティサ民族舞踏団やコダーイ合唱団の活動も盛んに行われています。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 2000年11月4日
姉妹都市提携の経緯 昭和58年、遊佐町連合青年団がハンガリーティサ民族舞踊団受入事業を行うことになったのを契機に、その後も毎年のように相互訪問を続け、交流の幅が広がった。平成6年からは、町の派遣事業により中高生がソルノク市を訪問している。こうした交流を基に協定の話がまとまった。平成14年1月には、有志の寄附により「日本・ハンガリー友好会館」がソルノク市に完成。竣工式には約50名の遊佐町民がソルノク市を訪問した。
今後の展望、課題等 姉妹都市協定を軸に、今後も派遣事業を含めた相互交流事業をなお一層展開するとともに、推進主体を現在ある「遊佐町国際交流推進協議会」から町民主導の「(仮称)遊佐町国際交流協会」に移行し、自由な発想のもとに、個性豊かな国際交流活動や事業をさらに展開する予定です。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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