姉妹交流活動の参考事例
姉妹自治体優良事例紹介
山口県 防府市
防府市・春川市交歓陸上競技大会
- 山口県
防府市 - 大韓民国 江原道
春川市(チュンチョン)
交流事業の特色
- 姉妹提携団体
防府市体育協会:春川市体育会 - 交流人数
選手として中学生、高校生、大学生、社会人が参加し、役員、監督を含め35人で構成。 - 開催経緯
昭和50年(1975年)に第1回大会を防府市で開催した。その後、両団体が交互に毎年開催し、2004年には春川市で第30回大会を開催した。第30回の記念大会には、防府市市民交流訪問団148名(少年少女合唱団、子ども人形劇団、壮年サッカー同好会、フォークダンスクラブ、女性団体連絡協議会、個人参加者等)が春川市を訪問し、文化、スポーツの分野で両市民による交流を行い、友好親善を深めた。
第29回防府市・春川市交歓陸上競技大会
(防府市陸上競技場)
第30回春川市・防府市交歓陸上競技大会
(春川市総合運動場)
交流事業の内容
日本側から、モンブラン登頂にチャレンジしたのは、日本モンブランクラブ会員20名と、市職員の22名。さらに国際観光地として観光産業の交流を促進するために地元ホテル関係者が外客受入れの先進地であるシャモニのホテル関係者と交流を深めた。
春川市・防府市交歓陸上競技大会の概要
- 滞在期間
4泊5日 - 大会日程
1日目 出発、移動、表敬訪問、2日目 練習日、3日目 競技大会、4日目 市内視察、5日目 移動、帰国 - 競技種目
(参加制限) 1人2種目 1種目2人以内 10,000m5人以内、但しリレーは他の種目と兼ねて出場できる。 (男子) 100m、200m、400m、800m、1,500m、5,000m、10,000m
4×100mリレー、4×400mリレー
走幅跳、走高跳、砲丸投、やり投げ、三段跳、円盤投(女子) 100m、200m、400m、800m、1,500m、3,000m
4×100mリレー、4×400mリレー
走幅跳、走高跳、砲丸投、やり投げ、円盤投 - 派遣人員
35名以内 (役員を含む) - 経費負担
引受市:滞在費及び大会運営費
訪問市:大会参加交通費(開催国の国際空港までの交通費)
防府市の概要 | 春川市の概要 | |
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人口 | 119,904人 | 約250,000人 |
面積 | 188.59km² | 1,116km² |
概況 | 防府市は、本州の西端に位置する山口県のほぼ中央部にあり、瀬戸内海に面しており、古くから周防の国府として栄え、また、交通の要衝として発展した歴史のあるまちです。 現在は、大規模自動車組立工場を頂点とする輸送用機械器具製造業が集積する産業都市として、発展を遂げています。また、日本三天神の一つ防府天満宮があり、毎年、誕辰際(8月)、御神幸祭(11月)などが盛大に行われます。 |
江原道春川市は、ソウルの東北80km、朝鮮半島中央に位置し、周囲を山に囲まれ、豊富な水資源に恵まれたとても美しい湖畔の都市です。江原道の道庁所在地として政治・経済・文化の中心都市となっています。また、教育・IT産業・アニメ産業が盛んで、それらが深く関係した祭り、イベントが開催される観光都市でもあります。郷土料理としてはタッカルビやマッククス等があります。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 平成3年10月29日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 昭和49年(1974年)第5回防府読売マラソン大会に韓国選手を招待したことをきっかけに昭和50年(1975年)防府市体育協会と春川市体育会が姉妹縁組の調印を行い、同年、交歓陸上競技大会を始めた。翌、昭和51年(1976年)山口県防府市日韓親善協会が発足し、民間交流が盛んになり、平成3年(1991年)10月29日春川市長を団長とする友好団を防府市に迎え姉妹都市提携が締結された。 |
交流事業の展望、課題等 | 2004年8月に開催した第30回記念大会では、防府市市民交流訪問団148名が春川市を訪問し、様々な交流を繰り広げた。このことにより、両市民の友情が深められたことを確信しており、今後は、交歓陸上競技大会だけでなく、両市民によるスポーツや文化の分野による交流がさらに図られることを期待している。 |