姉妹(友好)提携情報
姉妹自治体提携Q&A
Q2. 姉妹都市と友好都市の違いは?
前述のQ1にありますように、「姉妹都市」については、明確な定義がありません。「友好都市」についても同様です。
日本では「姉妹都市」という呼び方が一般的に使用されていますが、これは元々アメリカで「 Sister city」と呼ばれたことから、それを直訳した「姉妹都市」という呼び方が今日まで多く採用されてきたものと思われます。
なお、イギリスでは「 Twin City(双子都市)」と呼ばれることが多く、フランスでは「 ville jumele」、イタリアでは「 citt gemellare」と「 Twin」に相当する言葉が使われているようです。
ドイツでは「 Partnerstadt(パートナー都市)」と呼ばれることが多く、オーストリアでは「 Schwesterstadt」、スペインでは「 ciudad hermana」、ポルトガルでは「 cidade irm」という「 Sister」に相当する言葉、ロシアでは という「 Brother」に相当する言葉が使われています。
また、中国との提携の場合には、「姉妹」を用いると、どちらが姉か妹かという上下関係の問題が生じることから、「姉妹都市」という言い方は避け「友好都市」という呼称が用いられています。
韓国との提携の場合には従来、国(行政自治部)の承認を得たものが「姉妹都市」とされていました。しかし、2004年から行政自治部の承認が不要となったので「姉妹都市」「友好都市」の差異はないと思われます。
最近行われている提携では、中国との間だけでなくいろいろな国との間で「友好都市」、「友好交流都市」などという名称が見受けられるようになりました。「姉妹都市の前段階としての友好都市締結」や「姉妹都市交流ではないが、交流は続けたい」ということで「友好都市」提携を結んでいる自治体も多く見られます。
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