CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹(友好)提携情報

姉妹(友好)都市提携を希望する日本の自治体・海外の自治体について

日本との姉妹交流を希望する海外の自治体:その他アジア地域

その他アジア地域の地図

01.インド 02.スリランカ 03.パキスタン
04.バングラデシュ 05.ブータン 06.ネパール
07.モルディブ

国旗 インド

チェンナイ市
概況 人口:約4,650,000人(2011年)
ベンガル湾に面した南インドの中心都市の一つで、デリー、ムンバイ、コルカタと並びインド有数の都市として古くから栄えてきた。北インドとは異なる要素を持つドラヴィダ文化の中心地の一つであり、南インドの観光やビジネスの主要な拠点となっている。
(1)歴史
古くは、地中海や中近東、東南アジア、中国を結ぶ交易路の拠点で、本格的な都市としての発展をはじめるのは、イギリス人が進出しはじめる17世紀になってから。1996年まではマドラスと呼ばれ,イギリス植民地政府にとってのインド南部統治の重要な拠点として発展した。1947年にインドが独立を果たすと、南インド最大の州マドラス州の州都となり、その後、再編されたタミル・ナド州の州都となり、1996年に現地語の呼び名であるチェンナイに都市名が変更。
(2)特徴
周辺に日産やBMW、現代自動車などの工場を抱えるインド最大級の自動車産業の中心地であり、「インドのデトロイト」とも呼ばれている他、近年製造業を中心に多くの日系企業が進出しており、2014年10月時点で577拠点となっている。古くからの国際的貿易港であるチェンナイ港やエンノール港といった良港を有し、東南アジア、日本、中国等へのゲートウェイとして、更なる経済発展が期待されている。また,南インド特有のドラヴィダ文化の影響を色濃く残しており、インドでも最古級の大学、マドラス大学をはじめ、多くの大学が集まる学術都市となっている。また、伝統舞踊バーラタナーティヤムや古典音楽、映画の盛んな文化芸術の中心地でもある。日系企業の増加とともに日本人居住者の数は年を追って増加しており、2014年現在の在留邦人数は870人、インドの中でも外国人の居住が多い国際都市となっている。
(3)日本との関係
「ムトゥ踊るマハラジャ」や「ロボット」のヒットで日本でも知られているラジニ・カーントはタミル語映画の人気スター。唐桟(とうざん)とも呼ばれる、桟留(サントメ)縞の綿布は、元は当地周辺の地域で作られていたもので、サントメとは当市内の地名に基づいている。後に日本に伝わり、模したデザインのものが京都や川越、千葉館山、結城など各地で作られるようになる。奈良東大寺大仏建立の際、開眼導師をつとめたボディ・センナ(菩提僊那)や中国禅宗の開祖として知られるダルマ太子(菩提達磨)は現在のタミル・ナドゥ州出身と言われている。
HP http://www.tamilnadutourism.org/places/citiestowns/chennai.aspx
提携希望先 チェンナイ市との姉妹都市交流に関心のある自治体
希望交流内容 姉妹都市交流

(掲載年月 2015/7)


国旗 ネパール

トリブバンナガル市
概況 人口:約50,000人/面積74.54km²
ネパール第2の都市ポカラの南西部に位置し、カトマンズから飛行機で約1時間、バスで約10時間。空港から市の中心部までは車で約25分。のどかで自然に恵まれた地域で、市民の大多数は農業を営んでいる。産業はレンガや麺等の小規模工業が発達。
教育機関として、ヒンドゥー教の聖職者を養成するサンスクリット大学とトリブバン大学がある。
HP -
提携希望先 -
希望交流内容 行政交流。市の発展のためのアドバイスを得たい。

(掲載年月 -/-)

シッダールタナガル市
概況 人口:75,517人/面積35.7km²
ネパール第2の都市ポカラの南西部に位置し、市の南側はインドとの国境の街スナウリに接している。市の空の玄関口ゴータム・ブッダ空港へはカトマンズから毎日便が出ている。主産業は衣服、石鹸、プラスチック、スチール製部品等の製造業で、インドとの国境に近いため商業も盛んである。
釈迦の生誕地で有名なルンビニは、アショカ時代の石柱、僧院の遺跡等があり、また考古学の発掘地としても有名。市内には小学校から大学までの教育機関がある。
HP -
提携希望先 -
希望交流内容 文化、教育、経済、スポーツ分野での交流。

(掲載年月 -/-)

タラケシュワ市
概況

人口:約 81,443人 / 面積 34.9km²
カトマンズの渓谷の北部に位置するタラケシュワ市は、7つの村が合併し2014年12月にできた新しい自治体である。ナガルジュンやシバプリ国立公園と、美しい山々に囲まれており、有名なグヘスワリ寺、サンティ・ダーム寺、タラケシュワ・マハデブ寺を含め、ヒンドゥー教と仏教のお寺が多数存立している。

文化遺産をはじめ、資源や自然界の美しい景観に恵まれ、文化、歴史と宗教に関する重要文化財(Pachmane, Goldhunga View Tower 等)が観光客をタラケシュワにひきつける。タラケシュワは、川や山など豊かな自然に囲まれ、観光客にとって快適で魅力的な街である。

一方、タラケシュワ市は、ネパトップ・ポリプロピレン式パイプ製造会社と貯水槽産業が盛んである。また、タラケシュワ地域には、多くの文化遺産と多種多様な民族が存在する(ネワール族、ブラフミン階級、ライ族、リンブ族等)。

市内には、大学が2校、他500以上の学校がある。


HP http://www.tarakeshwormun.gov.np (ネパール語)
提携希望先 特定国・地域はないが、距離的にネパールに近い国・地域が望ましい(日本、アジア、南アジア、オセアニア内等)
希望交流内容 下記のテーマの交流に興味を持っている県及び市:
1) 自然、環境
2) 歴史、文化交流
3) 産業交流等
                                                                (掲載年月 2017/03)
モルディブ モルディブ
アッドゥ市
概況   人口:35,502/面積15km2

アッドゥ市は、モルディブで2番目に大きな都市圏です。市のインフラ整備や市民の生活環境の向上に重点を置き、観光開発や道路整備などの取り組みを進めています。現在、アッドゥ市では、住宅や観光開発を目的とした埋立事業、空港の拡張、さらに島を結ぶ橋梁などの交通プロジェクトが計画されており、設計段階に入っています。
これらの開発は、観光の促進、雇用の創出、そして増加する人口に対応した生活環境の向上を目的としています。アッドゥ市は独自の文化的アイデンティティを有しており、伝統と近代的な開発、さらには環境保全との調和を図りながら発展を進めています。

アッドゥ市の特異性:
モルディブ最南端の環礁に位置するアッドゥ市は、そのユニークで美しい自然環境により広く知られています。多様な生態系と豊かな生物多様性が高く評価され、20201028日にはユネスコの生物圏保存地域に正式に指定されました。この指定は、アッドゥ市が自然保全と持続可能な開発の両立を目指す「学びと実践の場」として国際的に認められたことを意味します。
アッドゥ市には、サンゴ礁、ラグーン(礁湖)、海草藻場、砂州、そして熱帯植物に覆われた森林など、さまざまな生態系が広がっています。さらに、他のモルディブの環礁ではあまり見られない汽水湖(キルヒ)、湿地、マングローブ林といった希少な自然環境も見られ、地域の生態的な多様性を際立たせています。
中でも注目すべきは、ヒタドゥ島に広がるエイディガリ・キルヒ湿地とコアッテイ地域を含む、モルディブで2番目に大きな湿地帯の存在です。これらの湿地は、多くの水鳥や固有種の生息地として重要な役割を果たしています。
また、環礁内に広がる多様なサンゴ礁の生態系には、色とりどりの魚類や海洋生物が生息しており、アッドゥ市はシュノーケリングやダイビングの名所としても人気を集めています。
アッドゥ市は自然だけでなく、文化的にも魅力にあふれています。活気ある地域コミュニティの中で、訪問者はモルディブの伝統文化や生活様式に触れることができ、他では味わえないユニークな体験を楽しむことができます。
このように、アッドゥ環礁の特異性は、豊かな自然環境と文化が共存している点にあります。ユネスコの生物圏保護区としての認定は、アッドゥ市の生態学的な価値と、持続可能な未来に向けた可能性を示す重要な証です。

主要プロジェクトおよび取り組み:
観光開発プロジェクト
アッドゥ市全域において、ディギヘレ、マーフィシ、ムリマティ、ヴェンボルホフィシなど、さまざまな観光ゾーンの開発が進められています。ヒタドゥ、マラドゥ、フェイドゥ、ミードゥ、フルフドゥにおける観光ゾーンの整備も現在進行中です。

雇用創出
アッドゥ市議会事務局は、観光関連プロジェクトをはじめとするさまざまな社会的・商業的プロジェクトへの民間投資を通じて、雇用機会の創出と地域経済の活性化を図る取り組みを推進しています。

アッドゥ自然公園: https://web.facebook.com/anpmaldives/?_rdc=1&_rdr#
アッドゥ市にあるアッドゥ自然公園は、特にエイディガリ・キルヒ湿地やコアッテイ地域といった広大な湿地帯で知られています。これらの湿地は公園の重要な一部を成しており、サギ類やアジサシなど多様な鳥類の生息地となっています。訪問者は徒歩や自転車、カヌーで湿地を散策でき、マングローブや海洋の繁殖地の美しい景観を楽しむことができます。
      

マティキルヒ・エコガーデン
マティキルヒ・エコガーデンは、モルディブのアッドゥ市ミードゥにある湿地です。エコガーデン内には多くの水たまりが点在しており、中央には最大の水湖「フェンフィラ・コアル」があります。マティキルヒ・エコガーデンはモルディブで初めての湿地庭園であり、水たまりと草原の美しさが特徴です。
このエコガーデンはミードゥの住民によって設立され、2016年に運営を開始しました。現在は気候変動・環境・エネルギー省およびアッドゥ市議会の保護下にあります。エコガーデン内の池には、グリーンストライプバーブ(Puntius vittatus)やマングローブウナギの一種など、いくつかの淡水魚種が生息していることが知られています。マティキルヒ・エコガーデンの面積は約50ヘクタールです。

シロアジサシ(Gygis alba)は、アッドゥ市の人々にとって非常に馴染み深い鳥です。この鳥はアッドゥ市の象徴であり、多くの人々が記憶する限り、長年にわたりアッドゥ市のアイコンとして用いられてきました。
         

アッドゥ・ベンディ
モルディブ最南端のアッドゥ環礁発祥の「アッドゥ・ベンディ」は、ソーセージのような形をした伝統的な甘味で、間違いなくこの南部の島々からの最も人気のある特産品のひとつです。
このスイーツは、削ったココナッツ、ゴールデンシロップ、ジャスミン風味の水を混ぜ合わせ、乾燥させたバナナの葉で包んで作られます。

HP   

https://adducity.gov.mv/

提携希望先     

日本の都市

希望交流内容 経済・産業を通じた交流:観光開発プロジェクトの推進
スポーツ、商業、産業を通じた交流:屋内スポーツコンプレックスの整備
気候変動への対応と防災対策:持続可能な防災を目指した災害管理計画の策定および効果的な運用方法の共有
現在観光業に大きく依存しているアッドゥ市の経済多角化を支援する役割
アッドゥ市の持続可能な発展を目指した長期開発分野における協力
アッドゥ市の自治体・公共事業分野の強化:インフラ整備、サービス提供の最適化、地域住民の参画促進に注力
                                                                (掲載年月 2025/11)






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交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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